両親の不仲。自身の離婚、再婚で得た経験を通して、「夫婦心理学の専門家」として活動。
「笑顔が絶えない家族を増やす」をミッションに、SNS発信やセミナー講師をしている。
instagramフォロワー23,000人以上。R4.公認心理士取得。延べ15,000 人以上のサポートをしている。
ひろてぃさん
いつもインスタを見させていただいております!
夫婦仲でずっと悩んでいます。
私の夫なのですが、転職を機に仕事中心になってしまいました。
帰宅は毎日深夜、土日休みもなく、私や子どもと顔を合わせる時間は一日トータル30分程です。
コミュニケーションもほぼLINE、
家事や子どもの看護の協力をお願いするも、仕事が忙しいから無理と断られる、
家族そろってお出かけもできない、
子どもも夫に懐かず、たまに早く帰ってきてもママがいいーと泣きます😥
こんな調子でも夫婦仲改善出来るでしょうか?
そろそろ二人目もほしいなぁと思うのですが、なかなか踏み切れません。
転職って人生の中でもかなり大きい出来事なので、転職を機に夫婦がすれ違うことってよくあるんですよね。
しかも、転職したばかりなのであれば、その環境に馴染むこと自体に時間がかかりますし、今までやりたいと思っていた仕事に就いたということであれば、「時間をかけてでも、仕事を頑張りたい!」と思うのは、男のサガなのかもしれません。
また、夫は仕事にやりがいを感じていても、それが妻に伝わっておらず、妻から見れば「頑張ってくれてるのは分かるけど、ただ家を空けているだけの人」なんて風に見えてしまうのも、しょうがないと言えばしょうがないのでしょうね。
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じゃあどうしたらいいんじゃ。ということですが、僕でしたら、まず「旦那さんに自分のして欲しいことをオーダーできているか」という所をお聞きしていきたい所です。
帰宅は毎日深夜、土日休みもなく、私や子どもと顔を合わせる時間は一日トータル30分程です。
ということでしたので、「忙しい旦那さんに、自分のして欲しいことを伝えるのは申し訳ない」という気持ちと「本当はわかって欲しい」という気持ちがせめぎ合ってると思うんですよね。
〇〇すべきという理性と本音の攻めぎ合いとも言い換えられます。
今回のことが“問題”と感じているのって、この「本音」の部分がきっと伝えられてないからなんじゃないかなと思うんですよね。
もちろん、子どもが夫に懐かない、家族揃って出掛けらないなどの課題はあると思うんですが、それって枝葉の問題で、根本としては「コミュニケーション不足による、本音の解放」ができてないからなんですよね。
もし本音が伝えられてたら、夫婦の時間が少なくても「私たちなら大丈夫」ときっと思えてると思うんです。
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では、ここからもうちょっと深掘りしていきます。
その本音を伝えられないことって、いつ頃から始まったんでしょうか?過去の経験で、似たように本音を隠したり、言えなかった人間関係ってありませんでしたか?
という所をカウンセリングでは考えていきます。
自分の両親が忙しくて、子どもながらにして本音を言えず我慢を強いられた場面はなかったですか?
本音を言ったけど、頭ごなしに否定ばかりされて、いつの間にか本音を隠す子どもに育ちませんでしたか?
親やきょうだいを助けなきゃいけなかったから、本音を言う暇なんてない環境で育ちませんでしたか?
もしかしたら、こんな風にして早くに自立を強いられたがために、心の声を伝える術をうまく身につけられなかったのかもしれませんね。
ですので、まずは自分が自分の声を言語化して、相手に伝えようとする所からがスタートなのかもしれません。
人によっては、自分の声と向き合う所から。
今まで心の声を聞いてこなかった人は、「自分が何を感じているのか」も分かりませんし、「感じていいものなのか」と感じること自体に許可が必要な猛者もいらっしゃいます。
ただ、感情というのは自分がいくら麻痺させようとしても出てくるものです。
まずはありのままの感情を、自分自身で認めてあげること。そしてそれを言語化してみることが大切なんです。
自分で自分の感情が分からなければ、相手に伝えることも難しいですからね。
夫婦仲再構築の第一歩は、自分自身の感情を大切にして、相手に伝えることから。よかったら参考にしてください。
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