こんにちは!ひろてぃです!
「パートナーにイライラしたくなくても、どうしてもイライラしてしまうんです。」
「どうしたら寛容な心を持てるようになりますか?!」
「こんなことでイライラする私っておかしいですか?」
こんな相談をちょくちょく頂きます。
でもパートナーにイライラするのって普通の感覚なんです。だって元々違う人間なんですから。
みんな何かしらパートナーにイライラはしています。
ただ、そこでどう行動するか、どう考えるかはあなたが選ぶことが出来ます。
今日は僕も普段からしている「イライラを抑える方法」をお伝えしたいと思います!
お時間のある時にぜひ読んでみてくださいね。
怒りの仕組み
パートナーにイライラしてしまうのは、元々違う人間だからです。「なんだそんな当たり前のこと?」と思うかもしれませんが、それが分かっていてもイライラしてしまうのが人間ですよね。
夫婦になるとどうしても心の距離が近くなってしまいます。そうするとお互いに違う人間ということを忘れて、境界線が曖昧になります。
ですので、自分であれば思い通りにいくことでも、パートナーが思い通りに行動してくれないのでイライラをしてしまうわけなんですね。
怒りは二つ目の感情
「怒り」は二次感情と言われています。
なので、実は僕たちは怒りの前に他の感情を感じているんです。
それは
「寂しい」
「不安」
「助けて欲しい」
「愛して欲しい」
「愛したい」
「悲しい」
「認めてほしい」
「苦しい」
など、主にネガティブな想いが多かったりします。ここに気付けない方がとっても多いんです。
これらを一次感情と言います。
よく「素直な感情になると良いよ」とインスタの発信などでも見かけますが、「素直な感情」というのはこの一次感情のこと達を言います。
じゃあ実際にどうすればいいの?ということなんですが、
今日は
1.素直な感情に気付く方法
2.イライラしないための2つの考え方
をお伝えしていきたいと思います。素直な感情に気付く方法はちょっとしたワークになるので、少し時間をとってやってみてくださいね。
素直な感情に気付く方法
素直な感情というのは、なかなか自分では気付きにくいものです。
怒りというのは、とても瞬発力がありますので一次感情まで意識するのが難しいんです。
ですので、それに気付くには自分を客観視する必要があります。
紙に書き出す
紙とペンを用意してください。
1.最近イライラ・モヤモヤした出来事を書き出します。何のどういった所にそのネガティブな感情を感じたかまで書いてください。
2.そのネガティブな感情は、本当は何をして欲しかったor何をしたかったのでしょうか?一次感情を書き出してみましょう。
「寂しい」
「不安」
「助けて欲しい」
「愛して欲しい」
「愛したい」
「悲しい」
「認めてほしい」
「苦しい」
自分の頭の中だけで考えていると、どうしても思考がグルグルしてしまってまとまりません。こうやって紙に書き出すだけで「自分はこんなことを感じていたんだ」と新たな発見に繋がりますよ。
慣れてくれば、日記として書くのもオススメします。
普段から感情を書き出すことを習慣化しておくと、怒りよりも一次感情を感じることが出来るようになります。
また、自分の感情の傾向が分かってくるので、自分をコントロールしやすくなりますよ。
イライラしないための2つの考え方
期待はしない。希望を持つ
「欲しい言葉を期待して会話をするけれど、思った返答が返ってこなくてイライラする」
「家事を夫に期待して、久々に一人で出かけたけど、帰ってきたら何もしてなくてガッカリ」
結婚すると、こうして欲しい、ああして欲しい。という思いが強まります。
恋愛の時は期待に応えるように頑張ってくれていたパートナーも、結婚した途端、釣った魚に餌をやらない状態に。
でも次こそは・・・!と思い期待をするけれど、結局裏切られる。
そんな風にして私達はパートナーに対して、期待と絶望を繰り返します。
でしたら、期待するのをもうやめてしまいましょう。
「えっ?!いいんですか?!」という声も聞こえてきそうですが、逆です。期待をするから裏切られます。
「期待をしない」というと「あきらめる」ことと思うかもしれませんが、それとはまた別。
「パートナーに期待はイライラの元。期待の代わりに希望を持つこと」が大切です。
「期待」と「希望」は何が違うの?って話ですが、簡単に言うと
希望は自分軸
期待は他人軸
です。
希望は、自分で感情を処理できる部分までしか相手に任せないこと。
期待は、自分の感情を超えた部分まで相手に任せてしまうことです。
例えば一人で出かけて、「家が掃除されてたらいいな」と希望を持つ。実際家に帰ってきて、例え家事がされてなくても「ま、いっか」と思える。
その範囲は「希望」と言えます。たとえ相手に言葉でお願いをしていたとしてもそれは一緒。
お願いしたから必ずやってくれるもの、と思ってしまうと、裏切られてしまうのがオチだったりします。
お願いはしていてもなるべく希望の心を持っていた方が、結果的にイライラは減っていきます。
今パートナーに期待してしまう人が多い人は、期待している部分を少しずつ希望に変えれるようにしてみましょう。
ただ、一気に変えようとしなくても大丈夫。
結婚生活には「期待」はつきものですから。
偉そうに話している僕も、もちろん今でも期待してしまいます。
期待することでワクワクして、夫婦生活の刺激にもなります。なので、期待の感情自体は悪いものではないんです。
ただ、その「期待」が円満関係の壁になってしまうのは、本末転倒ですよね。
なので、イライラに繋がらないように、上手く「希望」を混ぜてあげるのがコツです。
パートナーがどうするかはパートナーの権利
パートナーがあなたの要望を聞いて行動するかどうかは、パートナーの権利。なのでそこに期待をし過ぎるのは禁物です。
先ほどお伝えしたように「希望」を持ってあなたの言葉で伝えてもOK。
パートナーが行動してくれたら、感謝をする。
この気持ちの持ちようが大事です。
なぜならパートナーはあなたを思って行動してくれたのだから。
行動してくれたのは当たり前じゃなくて、パートナーがあなたの希望に応えたいと思ったから行動してくれたんです。
いやいやながらだったら、されても感謝したくない!
と思われるかもしれません。
しかし、いやいやながらでも行動するのを選んだのはパートナー。
命令や強要をしていないのであれば、あなたが無理矢理やらせたわけではありません。
パートナーが自分で「いやいやながら」の感情を選択し、あなたの希望に応える、という選択を自分でしたのです。
感情・行動を選ぶのは相手の権利ですから。(この辺を話すと、また脱線してしまいますので、別の機会に)
ですので、パートナーが行動してくれたこと自体には感謝を伝えた方が、愛情が循環され、夫婦円満への一歩に繋がることとなります。
WHAT思考を意識する
物事の考え方に、WHY思考とWHAT思考の2つがあります。
「なぜ出来ないのか」「なぜ分かってくれないのか」と相手の中に原因があるように考える思考
「何が夫を怒らせたんだろう」「何が妻をこういう言い方にさせてるんだろう」相手と原因を分離して考える思考
イメージ図
WHAT思考を持つと、何かトラブルが起きた時にパートナーを敵としてではなく、味方として捉えることができるようになります。
トラブルが起きた時に、夫VS妻という衝突の形ではなく、
夫&妻VS問題
という形になり、パートナーシップを築きやすくなります。
例えば、旦那さんの気が短く、最近ことあるごとに怒りをあらわにしてしまう場合。
WHY思考であれば
「なんでこんなすぐ怒るんだろう。気が短いのは我慢弱いせいだ。辛いことからすぐ逃げる性格だし、今まで甘やかされてきたんだろうな」
なんてことまで考えて、人格否定に繋がってしまうことも。
しかし、WHAT思考の場合は
「何が旦那をこんなに怒らせるんだろう。気が短いのは、それが許される家庭環境だったから?
最近特にイライラしてるのは、仕事のストレスが溜まってるのかも。そう言えば帰りも遅い時あったし、表情も冴えてなかったな」
という風に、新たな気付きに繋がりやすくなるわけです。
そうすれば、旦那さんの怒りが収まっている時に
「最近仕事忙しかった?」と聞けたり、「お義父さんって実家でどんな感じだった?」という分析をすることも出来ます。
相手に原因を押し付けてしまう前に、どうして相手はそういう状態なのか、を考えるような思考を身につけられると、円満な関係に一歩近づきます。
今回お伝えした2つの思考、「期待ではなく、希望を持つ」と「WHAT思考」はすぐに身に付くものではありません。
考え方が変化するのは、最低でも21日かかると言われています。なので、継続的に取り組む必要があります。
ただ、一度癖がつけば無意識にその考えを浮かばせることが出来ます。ネガティブな出来事があった時に、ぜひ意識してやってみてくださいね。